平安時代より名士が愛する、京都東山の麓、岡崎 国風文化が花開いた平安時代から続く寺町で、名だたる寺社仏閣、史跡が今に息づく山紫水明の地・岡崎。 岡崎つる家がある界隈には、古くは白河院の栄華を誇る数々の寺院が建立され、明治の元老・山県有朋の別荘「無鄰菴」をはじめ、東山を借景とした庭園を構えようと関西財閥の豪邸が建ち並び、現在もその多くが残されています。ここは、それら豪邸の緑や琵琶湖疎水の流れを愉しむ哲学の道など、都の奥座敷とも呼べる閑静な別荘地の趣が漂っています。